8月8日生まれのあやはべる9弦
台風の風雨に洗われる中、
新しいあやはべる9弦が6台完成致しました。
今回は本体にイエローシーダー材を使用しています。
表面板にはスプルースとレッドシーダーの2種類。
バック板には沖縄県産材を使用しています。
こちらはしいの木。キラキラした陽の音がします。
こちらは同じ沖縄県産木ですがヤマクルチ材。
しっとりとした感じの優しい音です。
楽器の重さもしいの木材で約550g、
ヤマクルチ材材で500gと軽く弾きやすいです。
大きな竪琴と合わせて弾いても楽しいですよ。
オンラインショップでもご購入することが出来ます。
あやはべる9弦 ペンタトニック
ナチュラル仕上げ
イエローシーダー&沖縄県産しいの木
イエローシーダー&沖縄県産ヤマクルチ
(調弦器・冊子『竪琴の物語』・紙ケース付き)
¥45000(税込)
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あやはべる9弦 ペンタトニック スターターキット
ナチュラル仕上げ
イエローシーダー&沖縄県産しいの木
イエローシーダー&沖縄県産ヤマクルチ
(調弦器・冊子『竪琴の物語』・紙ケースに加えて
電子チューナー、曲集『ちいさな竪琴と歌う季節の歌』がついて、すぐに始めることができます)
¥48000(税込)
竪琴が完成するのを見守ってくれる、ドリームチームをちょっとご紹介。
こちらは竪琴に弦を張る前に吹く岩笛。
いずれも浜比嘉島の大好きな浜辺で拾ったものです。
人工的に開けたのではなく、
岩に貝が穴を開けた自然のままの形です。
吹くととても澄んだ音がします。
場を清め、心を落ち着かせてくれます。
弦を張り、初めて音が出て竪琴が生まれる瞬間をいつも守ってくれています。
いただいた貝の神殿。
この貝は海底の柔らかな砂に半分身を沈めていたので、
流れにさらされた片側だけが丸く開いています。
反対側は貝の模様がしっかりと残っています。
この種類の貝は成長に連れて内側の殻を薄くしていくのだそうです。
自分の体の入るスペースを作り、
天に伸びるかのような螺旋状の芯を抱いています。
自然の造形の美しさ、生命の作り出す形に畏敬の念が湧いてきます。
楽譜芋(ガクフイモ)。
学名もムジカ(ミュージック、音楽の意)と言うのだそうです。
音楽をする人のお守り、として頂きました。
殻に描かれた模様がまるで楽譜のように見えるところから名付けられたそうです。
一つとして同じ模様は無いそうです!
人は生まれてくるときに星々の奏でる歌を聴いて生まれてくるそうです。
きっとその歌も一人一人違う、その人だけの大切な歌。
貝に刻まれた歌も星々の歌を映しているのかもしれません。
どんな歌が聴こえてくるのでしょうか・・・
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