ちいさな竪琴と歌う季節の歌

てるる詩の木工房

2017年07月07日 12:04

今日は七夕ですね。
嬉しいお知らせがあります。
楽音の部屋ハーモニーを主催する知花洋子先生が素敵な本を出版されました。
http://rakuty.sblo.jp/

その名も『ちいさな竪琴と歌う季節の歌』。
ペンタトニックの竪琴で四季折々の歌がやさしいパステルの絵とともに紹介されています。
(てるる詩の木工房のちいさな竪琴『ことのは』も表紙に!)
ページをめくるだけでもやさしい気持ちになります。
ちょっとだけ中身を拝見!
知花先生との出会いはもう10年近く前になります。
その当時竪琴を作り初めて間もなく、購入して頂いた楽器に接着のはがれという
あってはならないことが起きました。
木の乾燥や性質を読み切れていなかったことを深く反省し、
作り直しを視野に入れてご連絡しました。
ところが・・・車から降りた知花先生はニコニコしているのです。
『私は障がいをもったお子さんのクラスでもライアーを教えています。
きっとこの子(竪琴)が私の元に来てくれたのは何か縁があると思って。
この楽器の音がとても好きなので交換ではなくて直して頂けないですか?』
怒られて当然だと思っていた私たちにこんな優しい言葉を掛けて下さいました。
(その後修理して今でも弾いて頂いています。)

そんな知花先生の初出版を記念して那覇市のジュンク堂でイベントが
8月19日(土)16:00~17:00に行われるそうです。
ライアー(竪琴)の演奏やこの本にもでてくる小さな楽器の紹介等もあるそうです。
どうぞ興味のある方は予定をチェックされて下さいね。

『ちいさな竪琴と歌う季節の歌』
知花洋子著・高見久美イラスト・編
価格・1500円+税
ご購入希望の方は
知花洋子先生HP http://rakuty.sblo.jp/
沖縄県那覇市のジュンク堂書店
※てるる詩の木工房でも取り扱っております。どうぞお問い合わせ下さい。
さて今日は七夕。
たなばたは『田畑』に通じ、稲の開花、豊作を願い織物を捧げる行事だったそうです。
竪琴の弦もまるで機織りの糸のよう。
奏でることによって美しい布が織られていくようです。
この日、技芸の上達を願う日、とされてきました。
もし忙しい毎日、最近弾いていない・・・という方がいらっしゃいましたら
星空を仰ぎながら竪琴を弾いてみてはいかがですか。

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