2016年12月25日13:12

12月21日は冬至でした。
ことのは 2016-12-しいの木-5 2016-12-伊集-2 
朝は月の光の残る中、勝連城趾へ。
冬至生まれのことのは
この日、2台のことのはに弦を張りました。
今年仕上がる最後の竪琴となりました。
冬至は太陽が『若太陽』に新しく生まれ変わる日とされ、
沖縄では光の弱まる太陽に歌や踊りを捧げました。
あかあかと上る太陽に手を合わせていると
いろいろな思いがわき上がってきて、それでいてまっさらな不思議な気持ちになります。
11月に来沖された竪琴奏者のスザンネ・ハインツさん。
彼女を浜比嘉島にお連れして砂浴をした時、
『I feel four elements』(四大元素を感じる)とおっしゃっていました。
海の波に水を、砂浜に土を、潮風に風を。
では火は何だろう?とワクワクして聞いていると『warm』。
自然のままの浜辺で砂の中にもぐっているとき、
ご自身の中の温かさに火を感じたのだそうです。
木が葉を落として眠りに入り、
太陽の弱まるこの季節。
より自分の中の太陽に出会えるような気がします。
小さな種のようであってもその温かさや光を持って
新しい年も歩んでいきたいと思います。
どうぞ皆様良い年をお迎え下さい。