冬至生まれのことのは

カテゴリー │てるる詩の木工房ことのは季節

冬至生まれのことのは
12月21日は冬至でした。
この日、2台のことのはに弦を張りました。
今年仕上がる最後の竪琴となりました。
冬至生まれのことのは
ことのは
2016-12-しいの木-5
2016-12-伊集-2
冬至生まれのことのは
朝は月の光の残る中、勝連城趾へ。
冬至は太陽が『若太陽』に新しく生まれ変わる日とされ、
沖縄では光の弱まる太陽に歌や踊りを捧げました。
冬至生まれのことのは
あかあかと上る太陽に手を合わせていると
いろいろな思いがわき上がってきて、それでいてまっさらな不思議な気持ちになります。

11月に来沖された竪琴奏者のスザンネ・ハインツさん。
彼女を浜比嘉島にお連れして砂浴をした時、
『I feel four elements』(四大元素を感じる)とおっしゃっていました。
海の波に水を、砂浜に土を、潮風に風を。
では火は何だろう?とワクワクして聞いていると『warm』。
自然のままの浜辺で砂の中にもぐっているとき、
ご自身の中の温かさに火を感じたのだそうです。

木が葉を落として眠りに入り、
太陽の弱まるこの季節。
より自分の中の太陽に出会えるような気がします。
小さな種のようであってもその温かさや光を持って
新しい年も歩んでいきたいと思います。

どうぞ皆様良い年をお迎え下さい。






同じカテゴリー(てるる詩の木工房)の記事
夢織機1号
夢織機1号(2020-03-18 22:27)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。